健康保険組合とは

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管理栄養士のりーです。
実は恥ずかしながら私も健康保険組合については詳しく知りませんでした
ただ社会人になり実際に健康保険に入ってみると
自分の生活にどのような関係があるのかが分かってきました
また仕事の都合上健康保険について知ることが多くなりました 
ここでは皆さんに少しでも健康保険について知ってもらいたいと思うので記事にしてみたいと思います
まず日本は国民皆保険制度ということで
国民全員が何かしらの健康保険に入っています
一般的な会社員の人であれば健康保険組合は
協会けんぽもしくは企業健保に加入しているはずです
中小企業などにお勤めの場合
会社で健康保険組合を持っていないケースがほとんどです
そのような方は協会けんぽに入ります
また公務員として勤めている方は共済組合に入ります
国家公務員と地方公務員で分かれていますが
どちらも 共済組合に入ることになります
それとは別に私立学校の教員の方は私立学校教職員共済組合 という健康保険に入ります
上記のいずれにも属さない自営業やフリーランスの方や仕事をしていない方は
国民健康保険ということで自治体の健康保険に加入することになります
仕事をしていない方、所得が一定水準以下の方や子供は健康保険に加入している人に扶養されることも可能です
※ただし一定の条件を満たす必要があります
ということで子供から大人まで含
一人残らず皆さん健康保険には加入していることになります
一部健康保険料を支払っていない人などもいるようですが・・・
私は転職が多いので
今までのところ私学共済以外は
すべて加入したことがあります
それぞれ健康保険組合を比べてみるとサービスが異なるので比べてみると面白いかもしれませんね
さてここまでは健康保険組合の分類についてご紹介しました
ここからは健康保険組合がどのようなことを行っているのかについて
ご紹介していきたいと思います
基本的には組合員からお金集め
その費用で万が一の時に様々なサービスを行っています
一番よく利用されるのが医療費かと思います
病院を受診すると診療報酬の明細書(レシートのようなもの)をもらいますが
そこに点数が記載されています
この点数はどのようなサービス(医療)をしたら
何点の加算
ということで国に決められています
レントゲン撮ったらいくら
診察受けたらいくら
みたいな感じです
1点当たり10円なので
300点だったら3000円が病院の売り上げとなります
そのうち健康保険組合に加入している人は
条件によって窓口で支払う金額が値引きされます
3割負担の方なら
3000円×0.3=900円
ということでお支払いは900円になります
残りの2100円は健康保険組合が病院に支払ってくれています
病院に行けば行くほど
健康保険組合の負担も大きくなるというところです
当サイト では特定健診特定保健指導について紹介しているので
それについても紹介していきたいと思います
食習慣の欧米化により日本でもメタボリックシンドロームの患者数が増加傾向にあります
メタボリックシンドロームの初期症状はほとんどなく
治療し損ねた場合に脳や心臓などにの病気になり
介護が必要な状態になりやすいです
そのため現在は健康寿命の延伸ということで
国が施策をあげています
健康日本21というやつですね
なかなか達成できてないところもたくさんありますが
国は何とかして要介護者を減らして行きたいなと思っているんではないでしょうか
それで着目したのが今の現役世代の病気の予防というところでしょう
40歳から74歳の人に対して
健康保険で実施される健康診断もしくは特定健診で
メタボリックシンドロームの項目に異常があった方のうち
医療機関にかからず薬などを服用していない方に
病気の予防のために指導を行うというもの
それが特定保健指導ということになります
健康保険組合の財政は非常に圧迫されており
若年層のメタボリックシンドロームを放置し続けると
将来的に健康保険組合が破綻するという事態が招きかねません
なのでそれを事前に何とかするために
特定保健指導を実施しているということになります
実際に特定保健指導の実施の費用よりも
医療費や薬透析の費用などを節約した方が
健康保険組合としても財政が改善されて良いのでしょう
もちろん健康保険組合の組合員にとっても
健康で長生きできる時間が延びるということは非常にメリットです
ウインウインの関係であることには間違いありません
ただ特定保健指導の対象になった人については
生活習慣の改善が必要となるので
実際のところはあまり進んでいないのが現状です
健康保険組合はまず実施数を増やすことです
本当は改善率を目標にしたいと思っているんでしょうが
まだそこまで到達していないというのが本音のところなのでしょう
ということで健康保険組合が特定健診特定保健指導実施する理由というのは
・健康保険組合の 財政難の打開案
・組合員の健康寿命の延伸
です
結局はお金なんですよね笑 
とはいえ組合員である私達にもメリットが多い特定保健指導
安くで受けられるうちに生活習慣の改善をしっかりと見直していきましょう

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