摂取カロリーをコントロールする理由

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管理栄養士のりーです。

この記事では摂取カロリーが何かわからない方や摂取カロリーの目標に沿って食事をすることのメリットがわからない方に向けてまとめていきたいと思います。


カロリーとは?

これはエネルギーの単位です1 L の水の温度を1度上げるために必要なエネルギーが1キロカロリーです

つまり1ml の水の温度を1度上げるのには1カロリーが必要ということになります

例えば100キロカロリーの食べ物を食べ

100キロカロリー分のエネルギー消費をすれば

カロリーは消費され体の中には残りません

余った分は脂肪に変えられ体の中に貯蔵されます

このような前提の下

ようやく本題に入ってきたいと思います


摂取カロリーとは?

摂取カロリーというのは食べ物を食べることによって得られるカロリーのことです

例えばみかんをひとつ食べたらだいたい40キロカロリーと言われています

これにより体温が40キロカロリーもあげられるということになります

そして使われずに余った場合は体の中で脂肪として蓄えられます

摂取カロリーの目標に沿って食事をするメリット

厚生労働省により5年に一度日本人の食事摂取基準が決められています

これは年齢や性別ごとに必要なカロリー・栄養素が記載されているもので

様々なエビデンスに基づき決められています。

例えば50歳の男性身体活動レベル2の場合一日に必要な推定エネルギー必要量は2600キロカロリーです。

もちろん同じ50歳の男性で日々の身体活動レベルが全く同じであっても、身長や体重、筋肉量などによって厳密に言えば必要なエネルギー量は変わってきます。

ただそこまで細かくは表せないので、概算として2600キロカロリー と定められています。

そのため毎日きっちりと2600キロカロリーの生活をしたからと言って、それでバッチリ OK というわけでもありません。

厳密に言えば、人によってそれぞれ違います。

ただ何も基準がないと話が進みにくいので、仮にこの2600キロカロリー
が摂取カロリーの目標量であるということを前提に話を進めていきたいと思います。

 

50歳男性、身体活動レベル2の方の場合

この50才男性身体活動レベル2の方が毎日2840キロカロリーの食事を食べていたとしましょう

必要量が2600キロカロリーであるに対して

毎日240キロカロリーずつ多いということになります

この生活を2ヶ月間続けるとこの人は脂肪が1 kg 増加します。

(細かな計算は別の記事で紹介する予定です。)

つまり毎日240キロカロリーずつ余っているので、それが体の中に脂肪となって蓄えられているという状況です。

逆に毎日240キロカロリーずつ少ない生活をしていると、1kg分脂肪が減ります。

そのため体重を維持したいと思っている方については目標のカロリーを摂取することが非常に大切ということになってきます。

 

体重測定の重要性 

先ほどあったようにカロリーが多いと体重は重くなり、少ないと軽くなります。それを逆手に取って、自分の必要な量が確保できているかを確認する方法があります。

それは体重測定です。

ある一定期間で体重が増えていれば摂取カロリーは多すぎで、減っていれば少なすぎたということになります。

体重測定により食事摂取基準でカバーできなかった『個人差』の部分をカバーすることができるでしょう。


まとめ

いかがでしょうか?

摂取カロリーを適切に取ることによって体重をキープすることができます。また体重を動かしたいと思っている人にもカロリーを意識した食事というのは重要ですね。

ただひとりひとり必要なカロリーは異なるので、体重の推移を見て必要なカロリーが摂れているか確認していきましょう。 

この記事で摂取カロリーやそれを目標通りに食べるメリットをご理解いただけると幸いです!

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