管理栄養士りーの自己紹介

特定保健指導

管理栄養士のりーです。

現場で学んだ知識を生かし、皆さんのお役に立ちたいと思い当サイトの運営をしています。

メタボって何?特定保健指導って何?という基礎的なところから、健康づくりの攻略法まで幅広く紹介していきたいと思っています。

りーの管理栄養士としての経歴

・1日7000食を提供する、超巨大施設での給食管理

・自治体での健康増進業務

・公立の総合病院での栄養管理

・特定保健指導

大きく分けて4つの業務をした経験があります。

 

給食

管理栄養士の皆さんなラおなじみの給食業務です。

私は1日7000食提供する巨大施設で勤務していました。

 

食種は病院、老健、保育所とオールマイティーで、ありとあらゆる形態を経験することが出来ました。

 

基本的には泥臭い仕事が多く、勤務していたときは毎日辞めたいと思っていましたね。

ただ、今となっては非常に良い経験だと思っています。

 

この記事を読まれている方の中には、新卒で資格を取ってすぐに給食業務をされている方もいらっしゃるかもしれません。

今は辛い、辞めたいと思うかもしれませんが、後になって役立つときもあるので少しでも望みを持ってもらえたら嬉しいです。

 

※辞めたいときはすぐに辞めた方がいいとも思いますけどね(笑)

心身共に健康が第一です!

 

自治体

こちらはいわゆる役所のお仕事です。

 

住人さんたちに最も近い単位のところで勤務していました。

管理栄養士の資格を持っている人でも、この業務に就いたことがある人の割合は少ないかもしれませんね。

 

主な仕事は

乳幼児健診

健康教室の企画運営

食育イベントの企画運営

栄養相談

などです。

 

いわゆる一人職種ということで、食べ物のことの何でも屋さんという感じになります。

 

新米ママさんたちの離乳食の相談に乗ったり、集団栄養指導をしたり。

他にも地域の子育て支援施設に出向いて相談を受けることもあります。

 

健康教室は『高血圧』や『骨粗しょう症』、『アレルギー』などテーマに合わせてお話をしたりするというところです。

 

食育イベントは主に子供向けに開催していましたが、保健師さんたちの健康展などと同時開催したりしてちいきの住民さんたちに健康づくりを推し進めるという感じですね。

 

他にも国民健康栄養調査をしたり、食育ボランティアの育成など実はいろんなことをしています。

 

個人的には、予防の分野が好きなのでここでのお仕事は非常にやりがいがありましたね。

 

病院

病院に勤務していた時は病棟担当制で、いわゆるナースステーションで仕事をしていました。

もちろん管理栄養士はそこに私だけ。

 

周りは全員看護師さんという感じで、かなり肩身狭かったですね(笑)

そしてそれまで看護師さんと一緒に仕事をしたことが無かったのと、まだあのころは若かったのでかなり辛かったです(笑)

 

担当は循環器と糖尿病だったので、まぁ管理栄養士が一番役立つところですよね。

もちろんNST(栄養サポートチーム)のメンバーもやってました。

管理栄養士の花形みたいな仕事をさせてもらって、こちらでも本当に良い経験が出来たなと思っています。

 

ちなみに病院で働いていて一番慣れなかったことは、『人が死ぬこと』でした。

いや、病院なんで当たり前のことなんですけど、私が栄養指導した人が亡くなったりします。

人はいつか全員死ぬので当然なんですけどね。

 

医療に携わりながらも、予防の重要性を感じる日々でした。

 

特定保健指導について

現在は某巨大健康保険組合に加入している方たちへの特定保健指導を担当しています。

初回面談

700人以上実施しています。(2023年3月現在)

驚くような数字ではありませんけどね(笑)

毎日やってたらこれくらいすぐです。

 

初回面談というのは、特定保健指導対象者が受ける一番初めの面談のことです。

 

初回面談では、対象者の現在の健康状況やライフスタイル、健診の結果に合わせた今後の行動変化の目標を決めます。

役所や病院で栄養指導をしていた経験もあったので、それほど苦労せず形にはなりました。

 

ただ、人の数だけ初回面談があるのです。

このあたりは日々精進というところですね。

 

継続支援

継続支援は1万回以上

こちらも凄い!という数字ではありませんが(笑)

 

継続支援というのは主に手紙・メール・電話といった手段で、対象者の方々へフォローアップを行うことを指します。

初回面談で設定した目標の進捗を確認しアドバイスを送ったり、その後の体重や腹囲、血圧といった測定項目に基づいて対象者の健康づくりをサポートしたりします。

 

特定保健指導はメタボの人を対象にしているため、基本的に自覚症状がありません。

そのため本人のモチベーションが低いことが多く、罵声を浴びせられることもあります。

 

そりゃそうですね。

ある日突然『食べ過ぎだから痩せろ!』とか『痩せるために運動!』とか言われるわけですからね。

(もちろん言い方は工夫していますよ。)

 

健康もそうですが、人はそれぞれ資産を持っています。

時間、お金、能力、健康・・・・

 

何にどれだけの資産を割くか、それは人それぞれの価値観なのかもしれません。

 

予防が大切と思いつつも一番大切なのは本人のQOL(人生の質)かなと最近は思うようになりました。

 

 

 

最後に

様々な仕事を経験した結果、私が一番大切にしていることは『QOLの向上』なのかもしれません。

私がお届けする情報のうち、どれか一つでも価値があると思っていただけたら嬉しいです。

 

ご意見ご感想などあれば、気軽にお問い合わせフォームからご連絡ください。

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